クレジットカードを学生に対して発行する場合、申し込み時の審査でチェックされている事柄とは、一体何でしょう。
学生ではなく、一般的な社会人の場合には年収や勤続年数などが、審査の対象となっているのはよく知られているところです。 金融会社としては、貸したお金を確実に返済してくれる顧客にだけ融資をしたいわけですから、審査の段階できちんと調べるのは、当たり前のことです。 一方で、学生は社会人ではなく、自分自身の安定した収入はありません。 アルバイトの収入額や、留年はしていないか等を調べるのでしょうか。 クレジットカードの審査の対象は、実は社会人の場合とは大きく異なるようです。 学生の場合、本人のバイトでの収入額や留年の有無などは全く関係ありません。 学生が用いるクレジットカードでも、その親の返済能力で審査をします。 この時、審査の基準はかなりゆるくなっています。 もちろん、その結果として利用限度額も10万~20万程度と、社会人向けのカードと比較するとかなり低めに抑えられています。 クレジットカードが、学生カードをつくっているのは、戦略の一環です。 学生の時にクレジットカードを持つと、就職してからも同じクレジットカードを使い続け、いい客になってくれることが多いといいます。 社会人になって、学生時代に使っていたのとは別のブランドをメインカードとする人は決して多くはないでしょう。 その意味では、多少審査の条件を低くしても、早いうちから顧客として囲い込みたいというカード会社の考え方があると言えるでしょう。 |
学生の場合のクレジットカードの審査について
投稿日:2016年9月15日 更新日:
執筆者:tmmaster096